おひさしぶりです!電動車いすユーザーaiです。
お待たせいたしました。
10月に入り、北海道もめっきり寒くなってきました。
寒くなると食べたくなるのが温かい麺ですよね。
というわけで、今日は個人的に大好きな函館のお店「ラーメン滋養軒」をご紹介します。
函館塩ラーメンのルーツとは
札幌の味噌、旭川の醤油、そして函館は塩ラーメンが有名です。
函館が塩ラーメンが有名になったのって、なぜなのでしょう?
それは、函館は開港地だったからなんです。
昆布などの買い付けに来る華僑との交流が深かったことが、塩ラーメンのルーツになったと考えられているようです。
※華僑とは、中国本土から海外に移住した中国人およびその子孫を言います。
華僑が函館に広東の鶏や豚がらをベースとする清湯(チンタン)スープの中に麺を入れた料理、いわゆる湯麺(タンメン)を伝えたことが、塩ラーメンの始まりになったと言われています。
当時から、函館ラーメンは透明感のある澄んだスープが特徴だったのですね。
明治17年(1884年)に養和軒という店で南京そばが提供されたことが、函館塩ラーメンの始まりとされています。
当時、函館新聞に掲載された広告には「南京ソバ15銭」と書かれていたそうです。
明治17年頃の貨幣価値は、『1円=2万円』ぐらいなので、15銭もするラーメンはすごく高級品だったのですね。
ちなみに『かけそば』は、一銭で食べられた時代です。
万人に愛される函館ラーメン
aiはもう若くないこともあり(笑)コッテリ系のラーメンは、あまり得意じゃないんです。
いわゆる◯◯系と呼ばれる味の濃い、背脂が浮いてるようなラーメンは、受け付けなくなりました。
もちろん、濃い味で脂たっぷりのラーメンが無性に食べたくなる時だってありますが、食べた後に胃が壊れますので、ほどほどにしています(笑)
これはあくまでも、個人的な話で・・・胃腸が丈夫な人は美味しいコッテリ系ラーメンを召し上がってください。
その点、塩ラーメンのスープは万人に受け入れられる、優しいお味です。
そばやうどんと違って、ラーメンは体調悪いときはちょっと、、、って思うけど、塩ラーメンなら大丈夫なんですよね。
特に本日お勧めする「ラーメン滋養軒」は、老若男女どなたもいけちゃいます。
「ラーメン滋養軒」について
ではでは、本題です。
ラーメン通でも、ラーメン党でもない私がこれ以上浅い知識を小出ししても、底が知れていますが、もう少しお付き合いください。
味噌や醤油もいいけど、やっぱり塩だべさ!
『ラーメン滋養軒』の歴史と人気の秘密
滋養軒は昭和22年創業の老舗ラーメン店で、JR函館駅前・大門一番通にあります。
大門(だいもん)とは、函館駅東側にある繁華街で、観光客の方も多く訪れます。
地元の方にも観光客にも愛されているお店で、ランチタイムはいつも行列ができる人気店です。
開店前から並んでる常連さんたちも多いです。
店構えは、昭和そのものです。
スープが無くなるとお店を閉めてしまうので、早めに来るのがお勧めです。
メニューの中で一番人気は、もちろん塩ラーメンです。
スープは鶏がら、トンコツ、香味野菜、昆布などをじっくりと煮込んだ透き通った金色で、自家製麺はストレートの中太で、つるつるっといけます。
具は長ネギ、メンマ、チャーシューといたってシンプルですが、飽きがこない美味しさです。
量は少し少なめですが、リーズナブルです。
塩ラーメンで有名な「滋養軒」ですが、元々中華屋さんなので、メニューは豊富です。
炒飯や焼餃子も人気がありますよ。
昼間から、ビールをぐいぐい吞みながらラーメン&餃子を召し上がってるおじさま方もいらっしゃいました。
店舗のバリアフリーについて
店舗は一階ですが、入口は広くはありません。
店内も車椅子で入るのは、ちょっと厳しいかもしれません。
席は、カウンター3席と4人がけテーブル3卓のみです。
外に車椅子を置かせていただき、入店できる方はその方が楽な気がします。
事前に問い合わせをした方がいいかもしれませんね。
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終わりに
函館塩ラーメンの王道を味わってみたい場合は、ぜひ「滋養軒」へ足を運んでみてください。
満足すること、間違いなしです。
ラーメン滋養軒
場所:函館市松風町7-12
電話:0138-22-2433
営業時間:11:30~14:00、17:00~19:00(スープがなくなり次第終了)
駐車場:無料駐車場あり(4台)
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