こんにちは!
電動車いすユーザーのaiです。
今回は、北海道のおすすめ道の駅シリーズ第ニ弾は「行くべき道南の道の駅4選」をお届けします。


道南ってどこからどこまで言うのか、道民の私もイマイチわからないのよね。
北海道は、道央・道南・道北・道東・・・などというふうに分けられて紹介されますが、どこで線を引いているのか明確ではありません。
今回は、振興局単位で「渡島・桧山」振興局に属する道の駅を道南としました。
道南の中でも人気があり、筆者aiが実際に立ち寄ったことのある道の駅を四か所紹介したいと思います。
日本最北の城郭が建つ町にある「道の駅 北前船松前」

松前城
北海道松前町は、北海道最南端に位置し、西は日本海、南は津軽海峡に面しており、町のシンボル「松前城」は、桜の名所として知られ、北海道唯一の城下町です。
松前城と桜については、こちらの動画で紹介していますのでご覧ください。

道の駅「北前船 松前」は、国道228号沿いの松前町の中心部にあります。
「北前船」とは、かつて蝦夷地(現北海道)と本州の交易のために日本海を往来し、商品を売買していた船舶の総称をいいます。
松前町も北前船の寄港地として、古くから深い関わりを持っていました。
道の駅のある場所は、江戸時代、北前船の寄港地だった福山波止場があった場所なんです。
松前町を含む「北前船寄港地」は、2017年4月に文化庁の日本遺産に指定されています。
「北前船」について詳しく知りたい方は、こちらのサイトをどうぞ

「北前船 松前」のここがお勧め!①景色が素晴らしい

うみかぜテラス
「北前船 松前」には、津軽海峡にせり出した絶景の展望デッキ「うみかぜテラス」があり、津軽海峡や青森県が望め、眼下には日本遺産「福山波止場」を見下ろせます。
お天気が良ければ、「津軽富士」と称される青森県津軽を象徴する青森県の最高峰、岩木山を見ることが出来ます。
夏にはイカ釣り船のいさり火も見ることができます。
「北前船 松前」のここがお勧め!②グルメ・特産品の充実
物産販売店コーナーでは、地元の水産加工品や本場の松前漬け、松前するめ、 松前岩海苔、おすすめ銘菓などの特産品が豊富です。
松前漬けは、イカを開いて乾燥させたスルメイカと昆布を細切りにし、醤油、酒、みりん、砂糖などで漬け込んだ保存食で、全国的にも有名ですよね。
レストラン「うみかぜ食堂」では、地元で水揚げされた本マグロ、季節によっては前浜のウニ等を食べることが出来ます。
マグロと言えば、全国的には「大間のマグロ」が有名ですよね。

松前のマグロと大間のマグロは、どちらも津軽海峡で獲れるクロマグロ(本マグロ)で、同じ海域を泳いでいます。
松前漁港で水揚げされたマグロは「松前のマグロ」、大間漁港で水揚げされたマグロは「大間のマグロ」と呼ばれますが、同じ海域で泳いでるのですから、同じように美味です。

生マグロ、激美味なので、ぜひ食べてみて!
マグロもとても美味しいのですが、お勧めメニューがもうひとつあります。
それが「松前岩のりだんだん」です。

公式HPより
要するにのり弁の海苔みたいな見た目ですが、普通の海苔とは全く違う香りのよさと味わいなんです。
ぜひ食べてみてください。
「北前船 松前」のバリアフリーと施設充実度
さて、ではバリアフリーの面ではどうでしょうか。
トイレは、24時間利用できます。
ユニバーサルトイレは、人工肛門をお使いの方でも安心して利用できる「オストメイトトイレ」となっています。
シャワートイレ(男2・女2・身障者1)となっています。
駐車場は、普通車77台、身障者用2台、大型3台駐車できます。
場 所:松前郡松前町字唐津379番地(国道228号沿い)
電 話:0139-46-2211
開館時間:9:00〜17:00
うみかぜ食堂:11:00〜15:00
休 館 日:年中無休(年末年始:12月31日〜2日は除く)
https://michinoeki-matsumae.jp/
迫力満点の天然間歇泉のある「道の駅 しかべ間歇泉公園」
鹿部町は、北海道南部・渡島半島の東部に位置し、駒ヶ岳の裾野から内浦湾(噴火湾)に広がる、漁業と温泉が盛んな町です。
自然豊かで、『食』の魅力がつまった町でもあります。
鹿部町は、プロ野球界で活躍するスターを輩出していることで知られています。
特に、2025年に沢村賞を受賞した北海道日本ハムファイターズの伊藤大海選手の出身地として、現在は非常に盛り上がっています。
「しかべ間歇泉公園」のここがお勧め!①日本でも珍しい間歇泉
鹿部町のシンボルといえば、なんといっても間歇泉です。
間歇泉とは、一定の周期で地中から熱水や水蒸気を勢いよく吹き上げる温泉で、世界的に見ても非常に希少な自然現象で、発生するには、特殊な地質学的・水理学的条件が揃う必要があります。
しかべ間歇泉は大正13年、温泉を掘っているときに偶然発見されました。平成30年には「北海道遺産」に認定され、鹿部町と北海道全体の活性化に貢献しています。

間歇泉
しかべ間歇泉の迫力の噴き出しは、約10〜15分間隔で、100℃近い温泉が高さ15メートルほどまで一気に吹き上がります。
噴き上がる温泉を眺めながら足湯に浸かれる見学エリアに入場するには、大人300円、小中学生200円の料金が必要になります。
「しかべ間歇泉公園」のここがお勧め!②全国にファンを持つ「鹿部タラコ」
しかべ間歇泉公園は、グルメも充実しています。
代表格は『タラコ』です。「鹿部といえばタラコ」と言われるほど、その品質は折り紙付きです。
タラコって、ちょっとしたご飯のお供というか、サブのおかずのイメージがありますよね?鹿部のタラコはそんなイメージを払拭する『主役級』のメインのおかずなのです。

プレミアムたらこ御膳
道の駅内にある人気の『浜のかあさん食堂』の看板メニューは「プレミアムたらこ御膳」

炊きたてのご飯に、鹿部特産の大きなたらこが載っていて、やさしい食感の煮魚を添えた満足感のある一膳となっています。お魚は、その日の水揚げによって日替わりです。
鹿部たらこって、超美味なんです。内浦湾で獲れるスケソウダラの鮮度が抜群で、一粒一粒がしっかりとした食感と濃厚な旨みが特徴で、塩分も3.5~4%(他社平均4~6%)と低塩仕上げになっていてヘルシーなんですよね。
鹿部町に来たら、絶対に食べてほしい一品です。

本当に美味しいので、1度食べてみてね!
たらこの他にも、美味しいものがたくさんあります。

しかべ焼き(公式HPより)
『湯けむり処 しかべ焼き』は、湯けむりのようなふんわりとした生地に包まれた噴火湾口ほたてや水だこを、熱々の白口浜真昆布だし汁にひたして食べます。小腹を満たすのに、ピッタリ!
『鹿部温泉 蒸し釜料理』では、蒸し料理体験:ができますよ。温泉の蒸気を利用して、道の駅内で購入できる卵や牡蠣やホタテやタコなどの海産物を自分で蒸して食べる「蒸し釜料理」が観光客に大人気です。
蒸し窯により高温の蒸気で一気に蒸し上げるため、食材の持ち味が引き立ち、油を一切使わないのでヘルシーです。
『鹿部・食とうまいもの館』では、鹿部ブランドである『鹿部たらこ』『白口浜真昆布』『噴火湾口ホタテ』などのお土産か購入できます。お土産は地元ならではのものが多いので、お気に入りの一品が見つかるはずです。
「しかべ間歇泉公園」のバリアフリーと施設充実度

公式HPより
施設充実度は高得点です。
施設は、段差のないバリアフリー通路やスロープが整備されています。
車椅子の貸出が利用可能で、AED(自動体外式除細動器)が正面入口入って右手に設置されています。
多目的トイレが「集いの館」にあり、オストメイト対応やオムツ交換台も備わっています。
駐車場は、普通車45台、大型車6台、身障者用3台が駐車可能となっています。
住所:北海道茅部郡鹿部町字鹿部18番地1
電話:各店舗によって異なるので、HP参考のこと
休園日:【3月20日−12月31日】なし
【1月1日−3月19日】水曜日
https://shikabe-tara.com/
道内トップクラスの人気「なないろ・ななえ」
函館の隣町に位置する七飯町は、「西洋式農法発祥の地」として知られ、特にリンゴが特産です。
『道の駅なないろ・ななえ』は、国道5号線沿いにあり、函館市街地からは車で約40分、人気観光地の大沼国定公園への行き帰りにも立ち寄りやすい場所にあり、道南地域の広域観光の拠点で、年間約100万人が利用しています。
旅行コミュニティサイト「トリップアドバイザー」のランキングで全国4位に選ばれた実績があり、道内でもトップクラスの人気を誇る道の駅です。
「なないろ・ななえ」のここがお勧め!|必食!限定スイーツ&特産グルメ
なないろ・ななえには、地元愛あふれるスイーツやフードがあります。
ガラナソフト
七飯町で製造されている北海道のソウルドリンク「コアップガラナ」を再現したソフトクリームが人気です。
道外の方は、「コアップガラナ」って、いったい何?って思いますよね。
コアップガラナは、北海道の「ソウルドリンク」として親しまれる、小原(函館市)が製造する炭酸飲料です。
コアップガラナについての詳細は↓の函館新聞の記事を参考にしてくださいね。


ガラナソフト
ガラナ飲料の炭酸感、爽やかな口当たりが特徴的なソフトで、さらに炭酸のシュワシュワ感を出したい場合は、トッピングに「パチパチのせ(税込20円)」を+していただくのもいいですね。

このシュワシュワが、クセになるのよねっ
七飯町の農家さんは、寒暖差のある気候を活かして多くの品種が栽培されており、それぞれ特色のあるりんごジュースを作っています。

道の駅なないろ・ななえ公式HPより
なないろななえでは、3種類のりんごジュースを飲み比べすることができる、ききりんごセットを販売していて、人気があります。
その他にもジューシーな味わいのある山川牧場の牛肉を使用した「山川牛熟王コロッケ」や全国自然の森に近い環境で栽培され、うまみがギュッ!と凝縮された王様しいたけを使用した「王様しいたけコロッケ」など、魅力的なグルメがそろっています。
その他、地元の特産品・おみやげも充実しています。

THE DANSHAKU LOUNGE
また、道の駅に隣接する「THE DANSHAKU LOUNGE」は、「男爵いも」をテーマにした複合施設で、男爵いもの生みの親である川田龍吉男爵の功績や、当時の農機具、生活用品などの貴重な資料を展示したミュージアムや開放感のある空間で、薪火で焼き上げた大沼牛ハンバーグやステーキ、地元食材を使ったパスタなどが楽しめるレストランがあります。
函館・道内のこだわりの食品や雑貨をセレクトしたショップでは、「函館ラスク 男爵ポタージュ」や「男爵チップス」など、ここでしか買えないオリジナル商品も人気です。
道の駅「なないろ・ななえ」のバリアフリーと施設充実度

駐車場から館内入口までフラットで、車椅子でもスムーズに移動できます。通路幅が広く、混雑時でも車椅子での回遊がしやすい設計です。
車椅子対応のトイレがあり、オストメイトにも対応しており、ベビーカーのまま入れる広い授乳室やおむつ交換台も完備されています。
館内で利用できる車椅子の貸出も行っています。
住 所:北海道亀田郡七飯町字峠下380-2
電 話:0138-86-5195
営業時間:平 日 9:00〜18:00
土日祝日 9:00〜18:00 ※各施設により変動あり
定休日 :年末年始 12月31日〜1月3日(予定)
https://nanairo-nanae.jp/
新幹線駅直結「道の駅 みそぎの郷 きこない」
木古内町は、北海道南西部の渡島半島に位置し、津軽海峡に面した海の幸と農業(和牛・米・野菜)が盛んな町です。
函館市から車で約1時間、新幹線で約15〜20分で、北海道と本州を結ぶ玄関口となっています。
伝統文化として、約190年の歴史を持つ「寒中みそぎ祭り」が毎年1月に開催されています。
みそぎ祭りは、天保2年(1831年)から続く神事で、毎年行修者と呼ばれる4人の若者が、1月13日から佐女川神社にこもり、何度も冷水をかぶって鍛錬を行い、15日に厳寒の津軽海峡の中でご神体を潔(きよ)め、1年の豊漁豊作などを祈願します。
また、期間中は様々なイベントを行う、寒中みそぎフェスティバルも開催して、町は大変な賑わいを見せます。【木古内町観光情報より抜粋】

2026年も1/13~1/15まで、みそぎ祭りが開催されました。

ぎょぎょっ!💦おいら、泳ぎは得意位だけど
厳寒の中の修業は辛そう・・・みなさま、お疲れ様です
「みそぎの郷 きこない」のここがお勧め!①|道南の情報発信地としての役割

「みそぎの郷きこない」は、北海道新幹線および道南いさりび鉄道の「木古内駅」のすぐ正面にあり、公共交通機関でのアクセスが良好であり、木古内町は人口4,200人ほどの小さな町ですが、2025年の5月にはオープン9年目で来館者500万人を達成した人気の道の駅となっています。
立地を活かし、レンタカーの営業や松前・江差方面へ向かう路線バスの発着点にもなっています。鉄道からバスや車へと乗り換える際の交通結節点として、道南周遊の起点としての役割を果たしています。
木古内町だけでなく、知内町、福島町、松前町、上ノ国町、江差町、厚沢部町、乙部町、奥尻町の道南西部9町の魅力を発信するハブとしての機能を備えています。各町の特産品を揃えたお土産コーナーや、広域の観光情報を集約した発信を行っています。
伝統神事「寒中みそぎ」をPRするコーナーもあり、祭りに関連した限定商品も発売されています。
木古内町特産の「はこだて和牛」や「みそぎの塩」、周辺地域の海産物などの情報を発信し、地元産品の消費促進に取り組んでいます。
観光コンシェルジュデスクもあるので、旅行者は質の高いサポートを受けられて、不慣れな土地でも安心して快適に観光を楽しめますね。
「みそぎの郷 きこない」のここがお勧め!②|おすすめグルメはこれだ!
最初にご紹介したいのは、パンの焼き上がりを待つのに、行列ができるベーカリーの『コッペん道土』です。

みそぎの郷きこないHPより
まだ塩パンが今ほどポピュラーじゃなかった頃に、人気の「ぱくぱく塩パン」を食べたのですが、超美味でした。外はサクッ、中はモチッとした食感に、地元産の「みそぎの塩」が使用されています。小ぶりで食べやすく、ほんとにパクパクいけちゃいます。必食です!
『キッチンキーコ』からのエントリー①は、みそぎの塩ソフトクリームです。
木古内町の伝統行事「寒中みそぎ」にちなんだ「みそぎの塩」を使用したソフトクリームです。甘さと塩味のバランスが絶妙で、飽きのこないさっぱりとした味わいが楽しめます。
『キッチンキーコ』からのエントリー②は、木古内町が誇るブランド牛「はこだて和牛」を贅沢に使用したコロッケです。揚げたてのサクサク感と和牛の旨味が人気です。
キッチンキーコでは、美味しい軽食がいただけますが、ゆっくり食事を楽しみたい場合は、イタリアンレストラン『どうなんde’s』もあります。
山形県の有名シェフ、奥田政行氏が監修したレストランです。
木古内はもちろん、海の幸・山の幸が豊富な道南エリア各地から優れた食材、旬の食材を集め、食材本来の持ち味を引き出すメニュー、心惹かれます。
レストランどうなんde’sのInstagramは、こちら
「みそぎの郷きこない」のバリアフリーと施設充実度

館内にはスロープが設置されており、車椅子でも移動しやすいよう段差が解消されています。
身障者用(車椅子対応)トイレがあり、オストメイトにも対応しています。道の駅の営業終了後も、24時間利用可能な多目的トイレが1箇所設置されています。
駐車場は、普通車143台・大型車7台駐車可能で、身障者用の駐車スペースが2台分確保されています。
多目的ルームが設置されており、授乳やおむつ交換、休息などに利用できます。
住 所:北海道上磯郡木古内町字本町338-14
電 話:01392-2-3161
営業時間:9:00~18:00 |冬季営業時間(11/1~2/28) 9:00~17:00
定休日 :年末年始以外無休
https://kikonai.jp/
終わりに
今回紹介した4つの道の駅のほかにも、道南には国内唯一の国宝(中空土偶)を展示する博物館を併設した「道の駅 縄文ロマン 南かやべ」や、自称・日本一小さい道の駅を特徴とした「道の駅江差」、断崖絶壁から日本海を一望できる「道の駅 上ノ国もんじゅ」など、個性的な道の駅が揃っています。
広大な農業景観を前面に出している他地域が多い中、道南は「江戸から続く歴史」や「独特の海洋文化」を体験できるスポットが多いのが特徴と言えます。
絶景を眺め、美味しい海の幸に舌鼓。道南の道の駅は、ただの休憩場所ではなく、その土地の温かさと文化に触れる旅の目的地でした。次のドライブでも、また新しい『美味しい・楽しい』に出会えますように。

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