今回は、2021年春に横浜みなとみらいで開業した日本初、世界最先端の都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」に乗ってきたので、その詳細情報(バリアフリーについて等)をお話ししたいと思います。
AIR CABINって、どんな乗物?って思ったけど、皆さんお馴染みの「ロープウェイ」のことです。
「ロープウェイ」って、英語の “ropeway” を由来とする外来語なんですって。
日本語では、鉄道事業法に基づき、「索道(さくどう)」と呼ばれているそうです。
余談はこのくらいにして、「YOKOHAMA AIR CABIN」は全キャビンバリアフリー対応ということで、とても気になっていました。
これは、一度乗ってみなくては!ってことで、レポしてきましたよ。
横浜エアキャビンの魅力は?
ロープウェイは通常、高いところから美しい風景を堪能するのが最大の魅力。
春の新緑、夏の涼風、秋の紅葉、冬の雪景色等、季節ごとに異なる美しい景色を楽しみに、皆さん乗車しますよね。

「横浜エアキャビン」に乗ると、どんな素敵な風景に出会えるのかしら?
昼間に乗るより、夜景を見るべき?
横浜エアキャビン(YOKOHAMA AIR CABIN)は、JR桜木町駅と新港地区の運河パークを最短5分で結ぶ日本初の都市型ロープウェイなので、高さ最大約40mの視点から、横浜みなとみらいの象徴的な風景を360度のパノラマで楽しむことができるんです。
みなとみらいのランドマークである主に高さ296mの超高層ビル「横浜ランドマークタワー」や夜にはライトアップされる国指定重要文化財の「帆船日本丸」、よこはまコスモワールドの「コスモクロック21(大観覧車)」を一望できます。
夜間はビル群や観覧車の光が水面に反射し、非常に幻想的なキラキラとした輝きを放ち、絶景です。
また、眼下には運河と、臨港鉄道の一部、約500mを利用した海上遊歩道「汽車道」が、遠方には横浜ベイブリッジも望めます。

横浜の夜景は美しいよね。
お昼の風景はどうなのかしら?
晴れた日には青空と海、そして横浜のビル群のコントラストが非常に美しいです。夜のライトアップとは異なり、みなとみらいの近代的な街並みと港町の開放感をダイレクトに楽しめるところが魅力です。
また、近隣ホテルでは、エアキャビン乗車券付きの特別ランチプランなどを用意しているところもありますよ。カップルやグルメ女子には嬉しいですね。
土日祝日は混雑しやすいですが、平日の昼間は比較的スムーズに乗車できることが多いようです。
アクセスと移動区間

YOKOHAMA AIR CABIN公式HPよりお借りしました
横浜エアキャビンのルートは、「桜木町駅」から、横浜ワールドポーターズ前の「運河パーク駅」までです。
桜木町駅は、JR「桜木町駅」東口と横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」北1口 いずれも徒歩1分、目の前に乗り場があります。
運河パーク駅は、横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」4出口(万国橋口) 徒歩7分となっています。
バス停も近いので、横浜市営バスを利用することもできます。
自家用車の場合は専用駐車場がないため、最寄りの駐車場を探さなくてはならないので、公共の交通機関を利用した方が便利です。
ルートは「桜木町駅」から「運河パーク駅」まで片道約630m(約5分)で、最高約40mからの空中散歩になります。
キャビンの設備とバリアフリー

近未来的なデザインのエアキャビン
グループごとの乗車となりますので、気楽に乗れますね。
感想としては、定員8人びっしりだとかなり狭くて余裕がないです。
筆者は4人で乗車しましたが、それぐらいだとゆったり乗車できます。

車いすでも乗れるのかな?不自由はないのかしら?
心配はいりません。
通常は向かい合わせで4人づつ座る座席となっていますが、片側座席を折りたたむことが可能なんです。
これだと車いすスペースも確保できて、らくらく乗り込め、風景も楽しめます。
ただし、万が一の揺れや急停止に備え、車椅子や歩行補助器具を使用する場合は、安全のため、おとな(有料・中学生以上)1名以上の同乗が必要となります。
他の注意事項は、公式HPを参考にしてくださいね。
営業時間と料金
営業時間は、一般的に平日は10:00〜21:00、土日祝は10:00〜22:00ですが、混雑状況により受付終了が早まる場合があります。
また、天候の状況(強風の影響等)により運転を見合わせていることもあるので、行く前にサイトで確認しましょう。
事前予約はできませんが、Web前売りチケットはあります。
料金は、大人1,000円(片道)/1,800円(往復)、子供500円(片道)/900円(往復)となり、団体割引(20名以上)は1割引、障がい者割引(身体障がい者手帳、療育手帳(愛の手帳)、精神障がい者保健福祉手帳持参者)は、本人及び介護者1名までは、半額となります。
障がい者の場合は、有人窓口でチケットを購入してください。
大観覧車「コスモクロック21」のセット券も販売されています。300円ほど、お得になります。(大観覧車の車いすの乗車の可否は未確認です)

見どころと乗ってみた率直な感想
わずか5分の空中散歩で片道1,000円という料金は、決して安いとは言えず、乗る価値ありか無しか・・・考え方によりますね。
横浜が大好きで、あまり時間がないけど満喫したい…という人にはお勧めしたいです。
横浜の夜景を楽しみたいという人にもお勧めしますが、横浜ランドマークタワー69階の展望フロア「スカイガーデン」からも、眼下に360度の大パノラマを楽しむことができます。(有料)

スカイガーデンからの風景
ただし、スカイガーデンは、大規模修繕工事に伴い2025年12月31日(水)をもって一時営業休止(2028年以降再開予定)中です。
横浜エアキャビンは、桜木町駅から観光スポット(ワールドポーターズ、赤レンガ倉庫方面)への移動手段としても機能しますが、交通機関としては決してコスパがいいとは言えません。
また、乗車したことがある方のクチコミでは、高さ最大約40mっていうのは低すぎる・・・というものがありましたが、逆に私はこのぐらいの高さが大都会横浜の風景がぐぐっと迫ってくる感じがして、楽しめました。
個人的には、車いすユーザーは料金が半額になる上、近未来的なキャビンで横浜の夜景を楽しむ快適な空中散歩を堪能できたので、機会があれば明るい時間帯も乗ってみたいです。

横浜観光のプランのひとつとして、取入れることをお勧めします
北海道のロープウェイ
北海道にも、美しい景色を楽しめるロープウェイが多数あります。
北海道はウインタースポーツがさかんなので、スキー場までの移動手段として、ロープウェイを利用することが多いです。
今回は、移動手段ではなく絶景を満喫できるロープウェイをご紹介しますね!
函館山ロープウェイ
函館山ロープウェイは、125人乗りの大型ゴンドラで海抜334mの函館山山頂まで約3分で到達し、四季折々の景観と夜景を楽しめます。

函館山ロープウェイからの眺め
函館からの美しい夜景を楽しむため大変人気があり、国内外の多くの観光客に利用されています。
函館山の夜景は、左右を海に挟まれた独特の地形が生み出す「100万ドルの夜景」として知られ、香港やナポリと並ぶ世界三大夜景の一つに数えられています。(選定団体により変動あり)
山頂施設もバリアフリーに対応しているので、誰もが函館山からの絶景を体験できます。
エレベーター、車椅子対応トイレ(山麓1階、山頂2階)も完備、車いすの貸出もあります。
函館山ロープウェイの公式サイト


函館山ロープウェイの様子は、次のYouTubeでも紹介していますので、ぜひご覧くださいね!
有珠山ロープウェイ
洞爺湖や昭和新山を一望でき、活火山である有珠山のダイナミックな景観が特徴のロープウェイです。

紅葉シーズンのもいわ山
昭和新山麓から山頂駅までを結び、洞爺湖や昭和新山、羊蹄山などの絶景を空中から一望できます。
山頂駅には、洞爺湖や昭和新山を一望できる居心地の良いテラスがあり、「Mt.USUテラス」というカフェもあるので、景色を眺めながら飲食もできます。(テラスは広くバリアフリーで、スロープもあります)

テラスからの眺望
徒歩約7分で、1977年の噴火口と太平洋につながる海を一望できる「火口原展望台」があります。(車いす不可)
さらに先には、片道約1,1km・徒歩40~50分で、有珠外輪山展望台まで続く「有珠外輪山遊歩道」があり、トレッキングが楽しめます。
有珠山ロープウェイHP

有珠山ロープウェイについても動画にしています。
↓タビクル人気動画なので、ぜひご覧ください。↓
札幌もいわ山ロープウェイ
札幌もいわ山ロープウェイは、札幌市街や石狩平野の絶景を360度見渡せる人気の観光スポットです。
山頂展望台からの夜景は2015・2018・2021年の「日本新三大夜景」にも選ばれています。

もいわ山ロープウェイ
山頂展望台には、カップルに人気の「幸せの鐘」があり、「恋人の聖地サテライト」にも認定されていて、愛の鍵を取り付けることができます。
レストラン「ザ・ジュエルズ」では、ガラス張りで270度のパノラマビューを楽しみながら食事ができます。(予約必須)
札幌もいわ山ロープウェイは、2011年のリニューアルで「環境保全」と「バリアフリー」がテーマに掲げられ、全面的にバリアフリー化されており、車いす利用者でも山麓駅から山頂展望台までスムーズにアクセス可能です。特別な介助がなくても、絶景が楽しめるのは嬉しいですね。
札幌もいわ山ロープウェイについて
その他のロープウェイ
その他、大変人気があるのは、大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイです。
北海道上川郡上川町層雲峡に位置し、層雲峡温泉と黒岳の5合目を結ぶ日本最北端のロープウェイになります。7分間の空中散歩で、四季折々の大雪山の雄大な景色を楽しむことができます。
春のチシマザクラ、夏の色とりどりの高山植物、そして日本一早い紅葉(例年9月上旬から1カ月ほどかけて色づく)が特に有名です。
私はまだ未乗車なので、機会を作って、ぜひ乗ってみたいのです。
車いすでの乗車が可能で、バリアフリーに対応しています。ロープウェイ自体は車椅子でも利用できますが、リフト(黒岳5合目から7合目)は車椅子では乗車できません。山麓駅舎および黒岳駅(5合目駅舎)の構内はバリアフリー設計になっており、バリアフリー通路が確保されています。

5合目までは、バリアフリー対応してるんなら、乗ってみる価値あるね。これはぜひ、行かなくっちゃ!
終わりに
今回は、横浜みなとみらいの都市型循環式ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」をレポしてみました。
バリアフリー面では、施設もキャビンも車いすで乗車することに苦労することなく、ストレスなく空中散歩を楽しむことができました。
横浜エアキャビンについての動画もアップしていますので、よろしかったらご覧ください。
- 全36台のキャビンに冷房が完備されている等設備が充実
- 横浜ならではの景色を360度の視点から堪能できる等眺望が素晴らしい
- 非常に美しい夜景が楽しめる
- 駅近で、利用しやすい
- 料金が高い。移動距離(約630m、片道約5分)に対して割高
- チケット購入や乗車時に混雑バリアフリー面で良い点・改善していただきたい点
- 駅舎は人に優しいバリアフリー構造
- 身障者割引あり(本人及び介助者1名)
- 車いすのまま、キャビンに乗り込める(座席の片側をたためる)
- 設備の改善点は特にないが、往きの乗車では座席はたたまずに乗せられたので、スタッフへの周知徹底をお願いしたい
住所(問い合わせ先):〒231-0001 横浜市中区新港2丁目1番2号【TEL:045-319-4931】
※最新情報は公式HPを確認願います
公式サイトURL:https://yokohama-air-cabin.jp/


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