皆さん、こんにちは!
電動車いすユーザーのaiです。
朝ラーって、経験ありますか?
朝ラーは、「朝ーメン」の略で、朝食の時間帯(主に7時〜10時頃)にラーメンを食べる食文化や習慣のことです。

朝からラーメンなんて、どうも胃腸がもたれそう
・・・って、以前は思ってました。
こってり系の背脂が浮いてるようなラーメンはもともと苦手だし、それを朝食べるなんて考えただけで、無理です。
しかし、朝ラーのラーメンは、全く別物なんですよね。
朝ラーは、朝でも食べやすいよう、醤油ベースのあっさりしたスープや、魚介ダシを効かせた胃にもたれない仕上がりで提供されるラーメンが特徴です。

これなら、朝からツルツルっていけちゃう♡
以前は飲んだ後の締めラーメン(締めラー?)が一般的でしたが、生活様式の変化、健康意識の高まりにより、需要が減ってきたようです。
朝ラーは、早朝から働く人々のニーズに応える形で広がり、今では観光客にも人気となっています。
今日は、私のお気に入りの朝ラーのお店、釧路の『ラーメンまるひら』をご紹介しつつ、朝ラーのルーツや歴史を解き明かしていきたいと思います。
朝ラーのルーツと歴史
「朝ラー」の発祥地は主に静岡県藤枝市と福島県喜多方市の2ヶ所が挙げられ、それぞれの地域で異なる背景から朝食にラーメンを食べる文化が定着したそうです。
朝ラー発祥の地|静岡県藤枝市(志太地域)
藤枝市は静岡県の中部に位置している人口13万9千人(2025年8月末日時点)ほどの都市で、サッカーのまち、お茶の産地、東海道の宿場町、そして名物の「藤」と「朝ラーメン」が有名です。

瀬戸の染飯 (※しずおか食の情報センターより画像をお借りしました)
藤枝市は、戦前から続く独自の食文化があります。文化庁の「100年フード」に認定されている「瀬戸の染飯(せとのそめいい)」は、クチナシの実で黄色く染めたモチ米のおこわで、戦国時代から続く、東海道の藤枝宿・岡部宿周辺の名物料理です。
その他、もち米とツバキの灰汁で作る縁起物の郷土食で徳川家康にも献上された歴史を持つ「朝比奈ちまき」や、幻の漬物「ほととぎす漬け(奈良漬けにした白うりに和辛子を塗り、紫蘇の葉で巻いた辛味の強い漬物)」、市民に愛されるソウルフードとして「黄金まんじゅう」など、特色のある名物がたくさんあるようです。
そして、藤枝市は「朝ラー発祥の地」の一つとも言われているのです。
そのルーツは、藤枝はお茶の名産地であることから、茶農家や茶商は早朝(午前3〜4時頃)から仕事を始めます。一仕事を終えた人々が、当時人気だったラーメン店の開店を待って早朝から行列を作ったため、店主がそれに応えて営業時間を早めたのが始まりと言われています。
1919年(大正8年)創業の老舗「マルナカ」が発祥の店とされています。

特徴は、脂分が少なくさっぱりした醤油味が基本で、温かいラーメンと冷たいラーメンの2杯をセットで食べるスタイルが一般的です。

藤枝市の公式HPより
温麺と冷麺をセットで食べるっていうのが、なんか北海道では考えられないです。
量は少なめで、半杯づつなのかな。どう考えても、二杯は多い。
「マルナカ」のメニューを見ると、「冷やしラーメン」というのがありましたが、世間一般で夏季限定で食べられる「冷やし中華」とは、全く別物で、1年中、食べることができるメニューのようです。
すごく気になりますよね。
「食べてみたいご当地グルメ」のリストに入れたいと思います。
郷土料理も気になるし、藤枝市にぜひ行ってみたいものです。

藤枝市の朝ラー!
絶対いつか食べに行くぞ!
日本三大ラーメン|福島県喜多方市
「日本三大ラーメン」は、一般的に以下のご当地ラーメンを指します。
濃厚な味噌味と太めの縮れ麺が特徴の我が町札幌ラーメン、白濁した豚骨スープに極細のストレート麺が特徴の博多ラーメン、そして福島県の喜多方ラーメンです。
先日、福島県に訪れた際にはじめて「喜多方ラーメン」を食べることが出来ました。

SAで食べた喜多方ラーメン
当初、有名店の支店に行く予定だったのですが、時間の都合でやむをえず、福島から仙台に向かう途中の東北自動車道のSAでいただいたのですが、想像した以上に美味でした。
喜多方ラーメンの特徴は、豚骨と鶏ガラをベースにしたあっさり醤油味のスープと平打ち熟成多加水麺が特徴で、朝から食べやすい優しい味です。
チャーシュー麺じゃないのに、焼豚がいっぱいのってるんですよ。豪華ですよね!
SAグルメ、侮れません。
喜多方市で「朝ラー」が始まった理由については、戦後の高度経済成長期に市内の3交替制の工場の人たちが夜勤明けに立ち寄ったり、朝早く農作業に出た農家の人が一仕事終えて食べに来たり、真冬に出稼ぎから夜行列車で帰ってきた人が、冷えた身体を暖めるため、家に帰る前にラーメン屋に立ち寄った等の説があります。
1925年(大正14年)頃に屋台から始まった「源来軒」が喜多方ラーメンのルーツとされています。残念ながら「源来軒」は、後継者がみつからず、2025年の9月に常連客から惜しまれつつ、のれんを下したそうです。
名店がたくさんあるようなので、次回福島へ行ったら、必ず喜多方市を訪れ、ラーメンをいただきたいと思います。
北海道の朝ラー
かつては特定の地域の習慣でしたが、近年は「朝から食べやすいあっさり味」が好まれるようになったことや、コロナ禍によるライフスタイルの変化(夜間営業の短縮と朝営業の拡大)により、全国的なトレンドとして広がっています。
我が街、札幌も例外ではありません。
札幌ラーメンといえば濃厚な味噌が代表的ですが、朝ラーでは「朝からでも食べやすい」すっきりとした味わいの和出汁のラーメンが人気です。
札幌の朝ラーの歴史はまだ浅く、2019年頃から、人気店が朝営業を強化したことで、観光客や地元住民が朝食として利用するスタイルが定着しました。現代のライフスタイルに合わせて進化した新しい食文化となっています。
函館のラーメンは、明治時代の港町における中国からの食文化流入(1884年頃の南京そば)をルーツに持つ、透明な塩スープと中細ストレート麺が特徴の伝統的な塩ラーメン文化です。
朝市や漁港関係者の朝食として定着し、朝5時から営業する店もあり、あっさりとした優しい味わいが特徴です。まさに函館塩ラーメンは、朝ラーにぴったりです。
おすすめの朝ラー|釧路 ラーメンまるひら
釧路ラーメンを食べたことありますか?
釧路ラーメンは、カツオ節や昆布の魚介だしをベースにし、鶏ガラ・豚骨などを合わせたあっさりとしてるけど深みのある和風醤油スープと、極細のちぢれ麺が最大の特徴です。港町らしく漁師の食文化から生まれた、冷めにくく素早く食べられる一杯としても知られています。

「ラーメンまるひら」の醤油ラーメン
釧路の老舗「ラーメンまるひら」は、1959年創業で、満州から引き揚げた創業者が釧路で病院勤務後に開いたのが始まりで、鰹節などの魚介系がベースのあっさり醤油味が特徴の釧路ラーメンの代表格で、地元で愛され続けています。
地元の常連客に非常に強く支持されている店ですが、近年は観光客からの人気も非常に高まっています。
筆者は朝ラータイムに暖簾をくぐりましたが、多くのお客さんでにぎわっていました。メニューは、醤油と塩のみです(大盛りあり)
あっさりしているけれどスープにコクがあって、非常に私好みの麺です。
万人に愛される味だと思います。
近所にあればいいのに~って思ったら、なんと2025年3月に札幌に初進出しているのを最近知りました。
釧路の本店のご長男が札幌市内にものれん分けでお店をオープンしていたのです。札幌でも、かつての道東在住者やラーメンファンなど幅広い客層を集めているようです。
札幌店の特徴は「ミックス(醤油・塩の合わせ)」がメニューに加わっています。
麺は、札幌ではお馴染みの「西山製麺」との共同開発で本店の麺を再現して作ってるらしいですよ。

釧路のお店と同じ味かしら?食べに行って、確認しなくっちゃ!
店内のバリアフリーについて

釧路の「ラーメンまるひら」は1階にあり、段差は一段程度だと思いますが、車いすで入るには入口はそんなに広くはないです。
席はカウンターと小上がりが主です(テーブル席は数が少なく、混んでます)
駐車場は、お店の前にも数台停めれますが、向かい側に指定駐車場があって駐車しやすいです。
こちらの動画に行った時の様子が出ていますので、よろしかったら観てくださいね。
終わりに
朝ラーのルーツと歴史いかがだったでしょうか。
なかなか奥深いものがありますね。
北海道の釧路を訪れた際には、あっさり朝ラー、お勧めの「ラーメンまるひら」ぜひ行ってみてくださいね!
ラーメンまるひら
場所:釧路市浦見8-1-13
電話:0154-41-7233
営業時間:09:30 – 14:00(※麵がなくなり次第閉店)
定休日 : 水・木
駐車場:店前4台、道路挟んで向かい側に指定駐車場10台

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