【旭川らぅめん青葉 本店】心もほっこり温まる老舗のラーメンの味

こんにちは！電動車いすユーザーaiです。

旅の楽しみのひとつは、食ですよね。

その土地ならではの美味しいものに出会うと、旅が何倍も楽しくなります。

旅グルメ第一弾は、北海道ご当地3大ラーメンのひとつ旭川ラーメンの老舗『旭川らぅめん青葉本店』のご紹介です。

北海道のご当地3大ラーメン

筆者aiの住む北海道は、ラーメン激戦区です。

個性的なラーメン屋さんがしのぎをけずっています。

札幌ラーメンと言えば、濃厚スープの味噌ラーメン。

太めの熟成縮れ麺が特徴的です。

函館ラーメンは、あっさりとした塩味がメインです。

透き通ったスープにストレートの細麺のお店が多いですね。

塩ラーメンの名店についても近々、記事にする予定でいます。

そして、旭川ラーメンは醤油ダレでトンコツと魚介Wスープに加水率の低い縮れ麺というのが、本流のようです。

この3地域のラーメンが、北海道3大ラーメンと言われていますが、ほかにも細めの縮れ麺、スープは醤油ベースのあっさり味の釧路ラーメンや、スパイシーでトロミある濃厚なカレースープの室蘭カレーラーメン等、魅力的なラーメンがたくさんあります。

ラーメンって、なかなか奥深いですよね！

青葉の店舗情報とバリアフリー

旭川ラーメンといえば、蜂屋、天金、山頭火、梅光軒などラーメン通ではない筆者でも聞いたことのある有名店がたくさんあります。

山頭火と梅光軒は札幌にも店舗を構えています。

らぅめん青葉は旭川ラーメン発祥のお店のひとつで、昭和2年創業の本店のほか『あさひかわラーメン村』の中にも店舗があります。

→あさひかわラーメン村

ラーメン屋って敷居が高い

らぅめん青葉本店の店舗は、JR旭川駅から徒歩5〜6分の距離にあります。

駐車場はありませんが、街の中心地にあるのでコインパーキングは周辺に数箇所点在しています。

店舗は、2条ビル名店街というビル1階に位置していて、広い通りに面しているのでわかりやすいです。

いかにも町のラーメン屋さんという雰囲気の昭和レトロな店構えです。

入口はちょっと狭そうですね。

ラーメン屋って、誰でも気軽に入れるイメージだと思いますが、車いすユーザーには意外と敷居が高いんです。

商業施設の中に入っているお店は床も大抵フラットだし入りやすいのですが、路面店は店内も狭いし、ほかのお客さんに迷惑がかかるんじゃないかと思って、入ることに躊躇してしまいます。

筆者は短い距離であれば松葉杖を使用して店内に入る事は出来ますが、ラーメン屋や焼肉屋って、床がかなり油ギッシュで滑りやすくなっていて怖いんです。

安全策を取るのであれば駐車場も広く、ユニバーサルトイレもある『あさひかわラーメン村』へ行ったほうが無難ですが、親子三代続く老舗の店のラーメンを味わうためには、本店に行きたいですよね。

優しい接客にアットホームな雰囲気の店内

おそるおそる店内をのぞき込むと、奥のほうから先代のおかみさんでしょうか？優しいご年配の女性が気がついてくれて、

「どうぞー！入ってください。」と、声をかけてくださいました。

車椅子ですが、入れますか？

大丈夫ですよー。こちらへどうぞ！

案内されたのは、お店に入って左手にあるカウンター席。

まだお昼前の早い時間帯だったのですが、テーブル席には常連らしきお客さんたちがいらしています。

店内は決して広くないので、車いすが入店するとお客さんたちに通路を空けてもらわねばなりませんが、決して嫌な顔をすることなく移動してくださいました。

それがとても自然なんです。

お店全体で「ウエルカム」な雰囲気があり、味はもちろんですが人気店ってそれだけじゃないんだなと感じました。

カウンターの中には３代目がにこやかな顔で、応対してくれました。

持参のGoProにすぐ気が付いて、

うちの店、撮影していく人多いんだよ。うまく撮れてるかい？

なんて、気さくに声をかけてくれました。

こうゆう老舗の昔ながらの店って

ラーメンは美味いが、無口で頑固なおやじ

が営んでいるイメージがありますが、

ラーメンの味が変わらないなら、気さくで明るい店主の方がいいに決まっています（笑）

こちらのお店は有名店なので、テレビの取材も多いんです。

カウンターの中の様子です。

バリアフリーってつい設備等のハード面ばかり目がいってしまいますが、ソフト面での配慮って、とても大切だと思うのです。

いくらラーメンが美味しくても、感じの悪い店だと二度と行く気がしないですよね。

らぅめん青葉本店は、どんなお客さんも分け隔てなく歓迎しますというのが客側に伝わってくる優良店だと思います。

伝統の味を守り続ける醤油らぅめん

かんじんなラーメンについて、全く触れていなかったですね。

醤油ラーメン　800円

スープは初代店主から継ぎ足しで作られている利尻昆布、鰹節、煮干し、各種野菜を弱火でじっくりと煮出しています。

濃いめの醤油で、表面にうっすらラードの膜がはっていますが、しつこくなくて深みのあるお味です。

麺は地元旭川の製麺所、藤原製麺の低加水麺で、中細縮れ麺はスープとよくからみます。

トッピングは、あっさり味の焼豚とねぎ、メンマ、海苔というシンプルな組み合わせ。

海苔は店名とウインクした蛸のイラストが描かれていて、可愛らしいんです。（なぜ、蛸なのかは不明）

過去には故中曾根康弘元総理大臣も来店された事があり、比較的最近では人気俳優、菅田将暉さんもいらしたとか。

映画『糸』の主なロケ地が富良野だったので、旭川に宿泊されたのかもしれませんね。

当サイトのYouTube版『旅する車いす』のカタワレのyuさんにはこのラーメン、どストライクだったようです。

「美味しい！大好きな味！」と絶賛していました。

「そうかい。美味しかったかい。」

3代目もニコニコされていましたよ。

あまりにも美味しくて、yuさんはラーメンに夢中で食べてるところの撮影を失敗してしまったほどです。←意味ないじゃん！(￣▽￣;)

筆者は塩ラーメン派なのですが、飽きずに最後まで美味しくいただく事が出来ました。

その時の関連動画は、こちら。
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旭川の旅と共に、ぜひご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。

終わりに

らぅめん青葉本店は、決して設備の面ではバリアフリーのお店とは言えませんが、居心地の良いお店でした。

ラーメンの美味しさはもちろん、気さくで温かみのある接客も魅力のひとつですね。

旭川へ行く機会があったら、ぜひ食べてみてね！

朝9時半に開店するので、朝ラーもおススメです。